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わが家のニャンコ、琴の日常を綴ってます(*^_^*) FeLVによるリンパ腫を発症し、抗がん剤治療を乗り越えて完治と言われるまでになった琴。だけど今は気管支炎や嘔吐、てんかん発作で闘病中です。毎日お薬を飲んで頑張ってます!!よろしくニャン♪
残された治療法は賭け
2011年07月26日 (火) | 編集 |
2011年7月25日(月) 病院

琴を応援してくださっている方、
温かいコメントをくださる皆さん、
本当に ありがとうございます、うれしいです。
今日も通院報告だけになってしまうのですが、すみません。。
しかも暗い・・・



体重5.30㎏(-0.2)


土曜日からステロイドを増やしたのですが
琴の元気のなさは変わらず。。

食欲が やっぱり落ちてしまいました。


琴の食欲もなくなってきたし、状態が悪くなってきているので
厳しい状況だそう。
先生、「使える お薬は もう全部使って出来ることはしてしまったんです」って。。

ステロイドの大量投与も貧血が進んでいるので難しいそう。。

もう出来るとしたら骨髄移植くらい、と・・・
でも現実的に難しく、人間でも難しい治療なのに
琴は猫白血病があるので出来たとしても かなり厳しいとのこと。


骨髄の中で若い赤血球の赤芽球は造られているので
それを上手く出してあげればいいんだけど
何かに邪魔をされているって、、おそらく猫白血病です。

猫白血病を発症すると遺伝子に組み込まれて変えてしまうんだそう。
遺伝子までは治療で変えることはできないって。


いま、診断としては好酸球増加と貧血は
別物として考えているんだそうですが、
もしかすると実は好酸球増加が骨髄の中で邪魔をして
貧血になっている可能性もなくはない、だそう。

ハッキリとした診断は、
骨髄を塊ごと採らないと分からないので生前では無理です。

血液検査の結果で数値が治まっていても
骨髄の中では多い可能性もあるそう。
琴が骨髄検査をしたときも、好酸球は正常範囲内だったけど
骨髄では たくさんみられたとのことだし。


本当に好酸球が貧血の邪魔をしているのかも分からないし
海外での報告が数例しかないような
本当に賭けの治療になるけれど
好酸球を抑えるために内服の抗がん剤のようなものを使ってみるのも
残された治療法であるようです。
この治療で効果がなければ ますます厳しいとのこと。


この治療法は、骨髄抑制や他の血球も下げてしまう可能性もあるし
逆に貧血を進めてしまうこともあるのでリスクも高いものだそう。

もし治療をするなら同時に輸血をして
貧血の数値をあげてからのほうがいいとのことです。


琴の病院ではワンちゃんが赤血球の増加を抑えるために
使っている子がいるんだそうです。
主に慢性骨髄性白血病で使われているものとのこと。



いっぱい話を聞いても、すぐには決断できないし
簡単に決められることではない。。

治療するしないにしても輸血をしてあげたい気持ちがあったので
先生、とりあえず今の数値の状態を診てみましょうかって。

私、、琴が貧血でしんどいのに採血ばかりするのは
血が減って可哀相だから今日はパスしたかったのに、、ゴメンね。。


血液検査の結果
110725_1341431.jpg
(赤血球数、血球容積、ヘモグロビン量の減少・・・考えられる状況、疾患は貧血)
(平均血球容積の増加・・・考えられる状況、疾患は大球性)
(平均赤血球血色素濃度の減少・・・考えられる状況、疾患は低色素性)
(血小板数の減少・・・考えられる状況、疾患は血小板減少症)
(リンパ球の減少・・・考えられる状況、疾患はストレス・ステロイド投与・リンパ管拡張)


貧血の数値は特に変わりなし。
でも、どちらかというと悪化しているそう。

今すぐ輸血が必要かどうかはネコちゃんによって違うんだそうです。
10%をきっても体が慣れて耐えてくれる子もいるって。

15%をきると状態が悪くなるとは言われているけど
ここまでなら大丈夫とは言えないとのことです。

琴は、今すぐ輸血が必要というわけでもなさそうだったので
抗がん剤治療をするかどうかは少し考えさせてもらうことにしました。

あまり何も食べない状態をおいておくのは
脂肪肝や肝硬変になったり逆に悪い細胞を造ってしまうそうで
結論は早くださないといけないです。

食欲増進の お薬を飲ませると少しは回復する感じなので
一日1回を2回に変えてもらいました。



琴、ご飯をあまり食べないし、お水も飲まなくなってきたので
今日は私から皮下点滴をお願いしました。
250mlにビタミンと嘔吐止め。

皮下点滴で食欲が回復するようなら明日もしたほうがいいので
治療をどうするか決めてなくても来てください、とのことです。


<診療費>
再診料 ・・・・・・・・・・・・・ 600円
採血料 ・・・・・・・・・・・・・ 500円
血液検査ルーチン ・・・ 1,750円
注射料 ・・・・・・・・・・・  3,010円
消耗品等 ・・・・・・・・・・・ 400円
合計             6,573円


先生、(琴が)ここまで頑張ってくれているから
僕としても何とかしてあげたいんですけど・・・って。

だから お薬の種類を変えてみてくれたり
今回の抗がん剤治療も提案してくださってるそうです。


家に帰ってからも ずっと考えてるけど結論はまだ。。

私としては、まだ可能性があるのに何もしないのは悔いが残りそうなんです。
たぶん、どちらを選択しても後悔しないことってないと思うけど
何もしなければ このまま琴が弱っていくだけだし。。

かなりの賭けで難しいことは よく分かってるので
期待は持ってないけど少しの間だけでも、たとえ延命になっても
貧血改善につながってくれればなぁと思うんです。

でも母は反対派で、とりあえず琴のしんどいのをとってあげたいから
延命でも輸血をしてあげたくて、
抗がん剤は副作用で琴がしんどい思いをするのをみたくないって。
それは私だって同じで、琴を苦しめるだけなら止めたいと思ってます。


やっぱり答えはだせないままなんですよ・・・
明日、また先生と相談してみようと思ってます。


急に貧血が改善するような奇跡って起きないかな。。

110725_1223391.jpg
家に着いてバックを開けてあげたらキョロキョロしてる琴


今日、点滴してくれた先生が「体格がいいですね」って言ってた。

ホント、パッと見では病気の子だなんて思えないんだけどね。。


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